野菜の「機能性表示食品」第1号に「大豆もやし」
報道関係者 御中
プレスリリース
2015年9月8日
野菜の「機能性表示食品」第1号に「大豆もやし」
中小企業が驚きの低コストで申請受理できた理由とは
9月10日に東京、14日に岐阜で商品発表会を開催
株式会社サラダコスモ(岐阜県中津川市、代表:中田 智洋)は、
今年4月1日から開始された食品の持つ健康効果を分かりやすく表示できる
「機能性表示食品制度」に基づき届出を行い、
9月8日に、消費者庁から弊社商品「大豆イソフラボン子大豆もやし」が
「機能性表示食品」として受理されました。
9月8日現在で、生鮮野菜での届出受理が消費者庁ウェブサイトにて公表されているのは
弊社の製品のみであり、年中安定して供給できる生鮮野菜として、
日本で初めての「機能性表示食品」となります。
この度、機能性表示が可能になった「大豆イソフラボン子大豆もやし」は、
機能性関与成分として「骨を健康に保つ機能」がある「大豆イソフラボン」を含んでいます。
生鮮野菜での取得は難しいと言われていましたが、
弊社では、この制度が低価格競争に巻き込まれている「もやし」業界、
消費が低迷している野菜業界において光明になると捉え、
地方の中小企業である弊社だからこそ果敢に挑戦し、且つ低コストで取り組み、
苦労の末受理されるに至りました。
受理に至った経緯も含め、より詳細な情報を皆様にご提供できるよう、
9月10日(木)に東京・日本橋、14日(月)に岐阜・中津川にて
「大豆イソフラボン子大豆もやし商品発表会」を開催いたします。
ご多忙の折恐縮ですが、弊社の取り組みを取材して頂けますと幸いです。
【大豆イソフラボン子大豆もやし記者発表会】
<東京会場>
日時:2015年9月10日(木)①11時~ ②13時~ 2回開催
(記者会見は質疑応答を含め1時間ほどを予定しております。)
場所:ビジョンセンター日本橋(住所:東京都中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル 4F)
日本橋三越店向かい、1Fに島根県物産店「島根館」があるビルの4Fです。
<岐阜会場>
日時:2015年9月14日(月)11時~
場所:ちこり村小会議室(住所:岐阜県中津川市千旦林1-15 ちこり村内)
発表者:㈱サラダコスモ社長 中田智洋、同研究開発課 中田光彦
【この件に関するお問合せ先】 |
株式会社サラダコスモ 研究開発課:中田 光彦 又は 広報担当:筧 芙実子
〒509-9131 岐阜県中津川市千旦林1-15
TEL:0573-66-5111 FAX:0573-66-5236
E-mail:m_nakada@saladcosmo.co.jp、 kakehi@saladcosmo.co.jp
添付資料 商品の概要・機能性詳細データに関しては、別途資料ご用意しておりますので、お問い合わせください。
※子大豆もやしの機能性表示とその他の栄養価に関して
商品名:大豆イソフラボン子大豆もやし
機能性表示:届出日/2015年8月3日 届出番号/ A80
生産地:長野県駒ケ根市
発売開始日:2015年10月7日
◆機能性届出表示
本品には、大豆イソフラボンが含まれます。
大豆イソフラボンは骨の成分を維持する働きによって、骨の健康に役立つことが報告されています。
◆1日推奨摂取量
1日推奨摂取量200g(1袋内容量200g)
◆機能性成分
1日推奨摂取量200g中に大豆イソフラボン56mg(アグリコン換算)36mg
◆大豆イソフラボンが骨の健康を保つしくみは
大豆イソフラボンは、大豆のもつ特徴的なフィトケミカル(植物が作る活性物質)で、
その分子の形が、人の体で重要な働きをする女性ホルモンの形と似ているため、
その代わりとなって体内で働きます。
女性ホルモンの働きとしては、
①骨を丈夫に保つ。
②髪の毛を豊かに保つ。
③脳の働きを活発にする。
④肌のつや、柔軟性を向上、
⑤自律神経を安定化、
⑥乳腺の発達を促進、
⑦内臓脂肪を付きにくくし、女性らしい体系を維持、
⑧コレステロールの正常化、
⑨子宮の働きを活発にする。などの機能が知られていますが、
今回の機能性表示としては、骨の健康維持に焦点を当てエビデンスを探索し届出をいたしました。
大豆イソフラボンには、骨吸収(損失)を抑える働きと、
骨形成を促進する働きの両方の働きが報告されています。
いずれもスイッチを入れるような働きであり、
カルシウム、リン等のミネラルやビタミン類も一緒に無いと骨は形成されません。
子大豆もやしには骨の形成に必要な栄養素が他にもたくさん含まれているので、
総合的な骨サポート食品としてお奨めできる食品です。
◆他にも栄養がいっぱい。発芽パワーにご注目ください。
イソフラボンの他にも栄養素として、ビタミンB群(B1、B2、B6、葉酸、パントテン酸)、
ビタミンE、ビタミンK、カルシウム、食物繊維、遊離アミノ酸など豊富に含まれています。
中でも多いのが、葉酸、ビタミンE、K、食物繊維、γアミノ酪酸(GABA)、アスパラギン酸です。
そもそも大豆は栄養豊富ですが、もやしに成長することで他の大豆加工品と比較しても、
栄養種類や量が増えていることが大きな特徴です。
ビタミンK、C、葉酸、γ-アミノ酪酸などは元の大豆種子に比べて3倍以上増加しており、
これは発芽メカニズムがもたらす不思議なパワーと言えます。
◆電子レンジパックを採用しています。
電子レンジパックの採用は、調理の簡便さはもちろんですが、
イソフラボンやビタミンC等の栄養素をなるべく壊さず逃がさず食べていただくには
どうしたらよいか研究した結果として採用しました。
大豆イソフラボンがほぼ100%残るレンジ調理法で、
袋ごと600Wで約3分加熱するだけ。
そのまま調味料で温野菜サラダやナムルとして。
もちろん炒め料理や鍋野菜としてもお薦めです。
※株式会社サラダコスモについて
1945年に前身である「中田商店」を創業。
清涼飲料水製造の副業としてもやし生産を開始し、
1973年に無添加・無漂白もやしを開発。
1980年に発芽野菜の製造販売を専業とする「ナカダ産業株式会社」を設立、
1990年に現在の「サラダコスモ」に社名変更すると、
本社のある岐阜県中津川市をはじめ、長野、栃木、兵庫に工場を設立。
無添加・無漂白のもやしをはじめ、無農薬・無化学肥料のスプラウト野菜の製造・販売を展開し、
もやしの売上国内シェアはトップ3以内を20年以上維持しています。
2006年にはヨーロッパ原産の野菜である「チコリ」の国産化プロジェクトをスタートさせ、
教育型観光生産施設「ちこり村」を中津川にオープンしました。
昨年は29万人が来場し、ちこりを利用した商品開発だけでなく、
地元特産品とコラボレーションした商品開発や地域に根差した事業を展しています。
・WEBサイト https://www.saladcosmo.co.jp/