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豆腐100万丁達成! 渡辺隊長・渡会さんパラグアイへ渡る

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パラグアイにて、畑を見学する
㈱ギアリンクス担当 渡辺隊長と渡会さん

【心はひとつ 豆腐100万丁支援】
昨年(2011年)3月11日の震災後、
祖国を支援したいと大豆100トンと
大豆を豆腐にするための資金26万5000ドルを
寄付したパラグアイ国と日系移民関係者の皆さんに
野田佳彦首相から感謝状が贈られました。

豆腐100万丁達成!

地球の裏側パラグアイの日系移民の方々から寄せられた大豆をお豆腐にして
東北の被災地に届ける【心はひとつ 豆腐100万丁支援】
目標の100万丁のお豆腐を2月22日、東北にお届けすることが出来ました。
これも応援していただいた皆さん、お豆腐を買っていただいた皆さんのおかげです。
この場をおかりしてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

第一便のトラックが東北に向けて出発したのが、
昨年(2011年)の4月14日のことでした。
被災から1カ月、訪れたその地は、電気・ガス・水道のインフラは完全に止まっており、
その当時は命をつなぐための食事がやっと。
主に缶詰め、米、菓子パン、インスタント物、お菓子等の常温保存が可能なもので、
野菜や生鮮食品はほとんどなく栄養がかなり偏っている印象でした。
被災者の方の中には爪が白くなったと訴えている方もいらっしゃり、お豆腐は大変喜ばれました。

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お豆腐1丁280gは湯豆腐・冷や奴で2~3人分です。
取り分けるのにお皿が必要で使ったお皿を洗う水も必要になり、
残ったら保存のため冷蔵庫が必要になります。
平時では普通のことでも被災地ではとても難しい問題でした。
そこで、通常の1丁のサイズではなく、
食べ切りサイズの150gのお豆腐も作ってお届けすることにしました。
そのためまだ大豆が残っています。
パラグアイの皆さんからいただいた心のこもった大豆を1粒も無駄には出来ません。
東北には、お豆腐を楽しみに待っていてくれる方がいらっしゃいます。
引き続き東北にお豆腐を届けて行きます。もう資金は残っていません。
お豆腐を1丁ご購入いただくとお豆腐を1丁東北にお届け出来ます。
引き続きみなさんのご協力をよろしくお願いいたします。

野田首相からの感謝状

東北へトラックで往復すること15回を数え、現地の皆さんとの交流も自然と深まりました。
約1年間の間に何十通といただいた手紙の中には、少しづつ変わっていく様子、
一向に変わらない状況等が時候の挨拶として綴られており、
中にはパラグアイの皆さんに宛てられた
かわいらしい園児の皆さんの絵や手紙が同封されていました。

今回、野田佳彦首相からパラグアイ日系移民の皆さん宛ての感謝状が授与され、
それにあわせて、東北の皆さんからの感謝の気持ちを私たちが代表して
絵、手紙などと一緒にお届け出来たことを太変うれしく思っています。

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パラグアイでは、日系移民の皆さんからとても温かい歓迎を受け、
東北とパラグアイ距離はとても離れていますが、
昔ながら日本人が持つ真心のようなものが一つになった気がしました。
なつかしい故郷に帰ったような、とても良い旅でした。

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【取っけえべえ!18号】


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