ちこりと栗くりきんとん
ちこり村の田舎の手づくりおせち
ちこりと栗くりきんとん
ちこり村の田舎の手づくりおせち
各地方、各家庭色々な‘おせち’がありますが、
ちこり村の田舎の手づくりおせちならではのものが2つあります。
それが「ちこり」と「栗くりきんとん」です。
新春に祈る
西洋野菜のチコリは、イタリアンやフレンチにはかかせない
ハーブの王様と呼ばれる野菜です。
一枚ずつはがすと舟形の器のようになり、
おせちのローストビーフやいくらを乗せて食卓が華やかに。
ちこりの芋(根)の部分は畑で育てます。
今まではヨーロッパから輸入していました。
30万ヘクタールとも40万ヘクタールとも言われている日本の休耕地。
この休耕地を耕してチコリの芋(根)を育てよう。
名前もひらがなで‘ちこり’に。
ちこり村の名前の由来となった野菜です。
今から二十年程前、中田(サラダコスモ・ちこり村社長)が
ヨーロッパのチコリ生産者見学で初めてチコリを見た時、
その姿はまるで、人が一生懸命‘合掌’しているように見えたと言います。
ちこり村の田舎の手づくりおせちに入っています。
栗の里 中津川ちこり村
ちこり村のある岐阜県中津川市は、かつては江戸と京を結ぶ中山道の主要な宿場町であり、
周囲を山に囲まれた自然の恵み豊かな町です。
秋には山栗が実り、栗ご飯にしたり、焼き栗にしたり、茹で栗にしたり各家庭で楽しまれていました。
蒸した栗の中身を取り出して鉢ですりつぶし、砂糖を入れて布巾で絞った‘栗きんとん’は、
各家庭の‘お茶菓子’であるとともに、宿場町の宴の場でも喜ばれ、品質も磨かれ
現在の和菓子‘栗きんとん’となっています。
「ちこり村の田舎の手づくりおせち」には、
この‘栗きんとん’の上に栗の甘露煮の荒みじん切りをのせた、
栗の里ちこり村でしか味わえない‘栗くりきんとん’が入っています。
2016年10月某日
栗拾い
前日の激しい雨に、今日の天気も心配され
ましたが、長年お天気と向き合っている成瀬部長の
「明日は晴れるさ」の言葉通り、
朝から、みごとな秋晴れに。
今日はサラダ農園の栗畑で‘栗拾い’です。
今年は雨が多かったから、蚊が多く発生しているとのこと。
帽子を被り、タオルを首に巻いて、頑丈な手袋に長靴、長袖、長ズボンは基本です。
昨日までの雨を充分に含んだ地面に足を取られながら前屈みになって進んで行きます。
栗くりきんとん
「この栗はおいしいよ」
見せてくれた栗はとってもぷっくりしています。
木の上で割れるまで充分に熟してから落ちた栗が
美味しいんだとか。
この栗が年末にお届けする「栗くりきんとん」の栗です。
自社サラダ農園の栗畑で育てた栗を一つひとつ私たちが拾っています。
栗の里中津川ならではの贅沢な一品です。
【取っけえべえ!37号】