野菜に夢中!サラダコスモ:簡単便利なカット野菜とモヤシやスプラウト野菜の生産者「サラダコスモ」はロハス(LOHAS)の会社です

支えあえば強くなる“チームちこり芋”の挑戦

~地元の調理師さん、シェフの皆さんに
「ちこり芋」を使ったメニューを知ってもらうため
「ちこり芋新素材料理メニュー提案発表会」を開催~

株式会社サラダコスモ
ちこり村支配人 宮川真一

「なぜ、ちこり芋なのですか?」

「ちこり」を収穫した後に残るのが、根の部分の「ちこり芋」。
ちこり村では、3Rの挑戦の一つとして、
今まで廃棄していた
「ちこり芋」を焼酎、珈琲、お茶などの利用に取り組んでいます。
「ちこり芋」には、血糖値上昇抑制が期待される「イヌリン」という
食物繊維が多く含まれています。
そこでこの「ちこり芋」を料理の素材として使うことができれば、
喜ぶ人がいるのではないか?と考えました。
岡山フードサービス株式会社の大谷シェフと出会うことにより、
ちこりの苦味を生かしたもの、歯ごたえを楽しむものなど
多くのメニューを提案することができるようになりました。

ちこりは、生産施設がないとできません。
サラダコスモ(ちこり村)でしか生産することができませんが、
「ちこり芋」は畑で作ります。土があればどこでも作ることができます。
自分の家の庭やプランターでも。自給自足できます。
地元の休耕地を耕して「ちこり芋」を作れば、
中津川の農業が少し元気になるのでは?と考えています。

 地域活性 ちこりマップ

地元の「ちこり芋」を使ったメニューが食べられる店舗・施設を広く募集し、
どこのお店に行けば食べられるのか一目でわかるようにマップを作ります。
そのマップでは、そのお店の近くにはどんな観光施設があるのかも紹介。
ちこり芋でつながった地域活性の情報発信元になりたいと思っています。
「ちこり芋」で点と点をつなぐ〝チームちこり芋〟です。

農・工・商連携の取り組み

一般的に農業は大変だ、苦しいといいます。
兼業農家さんが、農業の他に工場やサービス業など他の業種から
収入を得て生計を支えるように、農業は農業だけでがんばるのではなく、
工業と商業とともに連携していったら大変でなくなるのではないかと思うのです。
「ちこり村」には、
①ちこり芋を畑で作る農業と、
②ちこりを作る施設―工業と
③出来上がった焼酎やお茶を販売したり、
地元の農産物を使って作った料理を提供する商業の
3つの業種で成り立っています。
このような農・工・商提携の取り組みが「ちこり村」だけでなく、
外へ外へ〝チームちこり芋〟の連携プレーが広がっていったら、
今よりもっと地域も農業も元気になるのでは、ないかと思っています。
個人では弱くても、チームになったら強いんです。

※ちこり芋・・・ちこりの根のこと。その形状からちこり芋と呼んでいます。

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【取っけえべえ!5号】

 


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