チコリでフードセキュリティーを考えるサラダコスモはロハス(LOHAS)の会社です

サラダコスモの気持ち
サラダコスモトップ > サラダコスモの気持ち >オーガニックライフのすすめ >2007年06月26日

オーガニック・ライフのすすめ

  ちこり村型循環する社会 ちこり関連商品開発担当 村沢部長  

ちこり村に新しい特産品「ちこり茶」が出来上がりました。
国産ちこりの根100%使用の「ちこり茶」について
開発担当の村沢部長に話を伺いました。
ちこり関連商品開発担当 村沢部長

昨年末までは、駒ヶ根工場工場長。
日々もやし作りの現場で、
時には厳しく、時には優しい眼差しで
子大豆もやしや緑豆もやしの
生育状態を見守ってきました。
村沢部長
  村沢部長  

Q. 「ちこり茶」を作ろうと思ったきっかけは? ―「ちっこりちこ蔵3つの挑戦!」は、まだまだ続く―
A. ちこりを出荷した後に残るちこり芋の有効利用に課題が残っていました。

すでに、ちこり芋を活用しての、ちこり焼酎「ちこちこ」の生産は始まっていましたが(「ちっこりちこ蔵3つの挑戦 一のR」)、それだけでは、すべてのちこり芋を有効利用することができません。
ちこりはとても栄養豊富な野菜ですが、
源となる根っこにはさらに凝縮された栄養がつまっています。
そんなちこりの根を廃棄してしまうのは‘もったいない’こうして、ちこりの根を使った「ちこり茶」作りがはじまりました。 ゴミを減らして、おいしいお茶が飲みたい!これがきっかけです。


Q. 「ちこり茶」ができるまで ―現場のことは、現場から―
A. もやしのことは、知ってても「お茶」のことはわからないことだらけです。
まずは、協力してくれるお茶の生産メーカーを探すことから始まりました。
しかし、このスタートが中々きれない。「ちこり茶」という初めてのお茶作りに協力してくれる会社が見つからないのです。
ちこり芋を洗って均一な大きさにサイコロ状、乾燥、焙煎、ティーパック詰めの工程を一括してできるというのは、かなりの難題となりました。
開発担当のメンバーの一人が得意のネット検索で一件だけヒットした会社を探してきました。
ネットの次は足です。何度も何度もその会社に通い、サンプルをもって現場に入れてもらえればもう、協力を得たようなものです。私も現場の人間でしたから。そこは、通じるものがありました。
「ちこり茶」作りに、何の関係もないと思っていた、もやしの現場での経験が「ちこり茶」につながった一瞬でした。


ちこり茶焙煎アップ
  ダイスカットされ焙煎された
「ちこり茶」
 
Q. 「ちこり茶」ってどんなお茶? ―国産ちこり100%智恵をしぼって作りました―
A. 均一の大きさにサイコロ状カットする−ここまでたどり着くにも、何度も試行錯誤を繰り返しました。はじめは薄くスライスしていましたが、乾燥した時形が反ってしまい、均一に熱が伝わらず、たどり着いたのが、この形この大きさです。
完成品は、アクを抜いてからローストしているのですが、最初はその工程にかかる時間(2〜3日かかることも)短縮を考えてローストしながら熱風でアクをとばすようにしていました。最初は差があまりなかったのですが、時間が経つとはっきりと味に違いがありました。やはり手間と時間をかけた分だけ味がよくなります。
ローストするにも、カットした芋をそのままロースト釜にかけると、糖分が多いのでベタベタして釜に張り付いてしまいます。まず、外側を軽く乾燥させてからロースト釜にかける方法を取りました。
ひと工程進むたびに問題が発見され、解決。また次の工程で新しい問題をまた解決その繰り返しでした。
ひと工程クリアするたびに機械まかせにせず、人の手のかかったお茶ができあがりました。
危機を好機に変えたのは、メンバー各自が搾り出した‘智恵’でした。

甘みとほのかなな苦味が特徴の飲みやすいお茶で、100%国産ちこり芋使用のノンカフェインです。カフェインの苦手な方も小さいお子さんからお年寄りの方まで安心して飲める「ちこり茶」です。
これから夏に向けて、冷やしても美味しいですよ。
何といっても智恵と手間がかかってますから。


ちこり茶焙煎アップ
  焙煎後、半分くらいにくだいて
ティーパック詰めに。これで完成。
 
Q. 「ちっこり茶太郎 更なる挑戦!」は?
―自分のことを「ちっこり茶太郎」と呼ぶほど、「ちこり茶」に愛情を注ぐ村沢部長、茶太郎の今後の挑戦は?
A. 「日本の農業を応援したい」そんな気持ちで、ちこり芋を自分たちの手で、日本の畑で作り始めました。
そして、出来たちこり芋を発芽させたものが、国産ちこりです。ちこりを刈り取った後、栄養のたくさん詰まったちこりの根をそのまま捨ててしまうのは‘もったいない’そうしてちこり焼酎「ちこちこ」に続いて、「ちこり茶」が出来上がりました。
今まで価値のなかったものを生かして、「ちこり村」の外からも良いものを取り入れて、ぐるぐる循環させて、新しい特産品を「ちこり村」から発信していきたいと思っています。その「ちこり村」特産品でみなさんに、ホッとできる時間を提供できたり、ちょっとワクワクしてもらえたり、喜んでもらえれば、こんなにうれしいことはありません。
ちこり村で、ちこりの出荷をしたり、村の案内をしてくれているのは、一度会社を卒業した経験豊富な高齢者の方です。
物だけでなく、人もどんどん社会の中で循環していく、ちこり村型循環する社会を目指していくことが、更なる挑戦です!

これからも、人と物が経験と智恵で循環してできる「ちこり村」特産品の応援よろしくお願いします。


前へ インデックスへ 次へ