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日本で一番食べられているもやし 緑豆もやし
『もやし』とは植物名ではなく、豆類や殻類などの種子を発芽させて成長させたものを指します。草木が芽ぐむことを意味する『萌える』という言葉からこの名前が付きました。種にはなかったビタミンCやミネラルが発芽する事によって増えますが、低カロリーで「もやし」はダイエット野菜として注目されています。
中国では秦の時代から栽培されていたと言われています。日本では、平安時代(918年頃)に書かれた、日本で最も古い薬草の本「本草和名」に「毛也之 -モヤシ- 」として紹介されています。奈良時代の天平三年(731年)に中国より伝来した『新修本草』という漢方の史料にも『蘖』として書かれています。
厳選した種子を使用し、各地区の有名山麓のふもとの工場から毎日新鮮な緑豆もやしを日本全国に直接配送しています。
新潟工場 | 新潟県南魚沼市、米どころで有名な南魚沼のきれいな地下水で育てた歯ごたえのよいもやしで、新潟・北陸・東北エリアを中心に関東エリアにも出荷しています。 |
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宇都宮工場 | 関東エリアをメインに、日光山系の豊富な地下水で生産供給しております。 |
信州工場 | 長野県駒ヶ根市、信州中央アルプスのきれいな伏流水で育てた歯ごたえのよいもやしです。農水省の有機JAS認定を取得し、オーガニック緑豆もやしとオーガニック大豆もやしも生産しています。 |
三木生産センター | 関西エリアへは、兵庫県三木市より六甲のきれいな地下水で生産供給しています。 |
●当社のもやしづくりの基本は、種の持っている力と良質の地下水のみで育てます。おいしいのはもやしが健康だからです。
種 | サラダコスモは有機栽培緑豆の開発に、いち早く取り組んでまいりました。中国において有機栽培緑豆の専用の畑と選別工場を契約しており、毎年、高品質で安定量の種子を確保しております。もちろん種子は有機農産物のJAS規格(日本農林規格)に適合しております。 中国・吉林省の内蒙古自治区付近にある緑豆の栽培に適した契約農場で、化学肥料・農薬等を一切使用せずに栽培した種子を使用しています。 当社では、今まで緑豆もやしの原料は、中国(吉林省、陝西省)の契約農場で有機栽培された緑豆を確保しておりましたが、昨今の日中関係や世界情勢の中で原料が高騰してきています。そこで、お値打ち価格で提供し続けるためには、原料価格を少しでも安く・安定的に確保するために、現在では、ミャンマーやオーストラリア、パラグアイ、アルゼンチン産など産地を広げて確保に努めております。 2011年より弊社の社員を派遣して、緑豆の種子開発に着手しました。オーストラリア、ミャンマー、ペルー、メキシコ、パラグアイ、アルゼンチンなど適地を求めて、世界中でできるだけ安く種子がつくれる国を探してあちこち見て参りました。そして、テスト栽培を繰り返し、2014年より、南米パラグアイとアルゼンチンで1,000ヘクタールの農地を開墾して、緑豆種子の栽培の挑戦もはじまっています。 |
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中国産の有機栽培の原料においては、収穫後、選別場に集められた種子は1粒1粒熟練した作業員の方の手作業で傷や未成熟の選別をします。 原料産地についてはこちら | ![]() |
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一人の女工さんが一日に選別する量は約50キロ。気の遠くなる作業です。(ちなみに、社員研修で選別体験した際にはあまりの細かさに、3時間で400グラムほどしか選別できなかったひともいました。)こんなに大事に育てられ、選ばれた種を使えることに感謝しながらもやし作りをしています。 | ![]() |
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水 | サラダコスモの緑豆もやしは、パリッとした歯ごたえ、みずみずしい甘さが魅力。その理由は、『水』にあります。 緑豆もやしの95%は水分でできています。サラダコスモの4つのもやし工場は、各地区の有名山麓のきれいな地下水を使用して栽培しています。衛生管理された工場で365日・24時間もやしと真剣に向きあっています。 |
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1981年 戦後はじめて、日本で初めて『緑豆』を原料としたもやしを作り始めたのはサラダコスモです。当時、もやしといえば『ブラックマッペ』という黒い豆を原料としたものがほとんどでした。
なぜ、緑豆を選んだのか。まず、無農薬の種子を確保したいと考えたこと。当時、ブラックマッペの産地は東南アジアなどの暖かい地域で収穫されていたため、農薬を使用している可能性が高いのが現状でした。それに比べ、緑豆の産地は中国の寒い地方であり、農薬を使わなくても栽培が可能だと考えたのです。そして、緑豆はブラックマッペに比べて、太くて栄養価も高いもやしに栽培できたこと。ブラックマッペが主流の中に新しく『緑』の風を吹き込みたいとの思いでスタートしました。
今でも、ブラックマッペのもやしは関西地方を中心に"細もやし"という名前で流通していますが、流通されるもやしのほとんどが『緑豆もやし』になりました。日本で一番食べられているもやしが、緑豆もやしと言っていいでしょう。現在でも、緑豆もやしが、サラダコスモの主力商品のひとつです。
もやしをしゃきしゃきおいしく使うコツは火を通しすぎないこと。料理の余熱で十分です。湯がく・炒める共に30秒程が目安です。
栄養成分 | 表示単位 (100g)当り |
エネルギー | 19kcal |
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水分 | 95.0g |
たんぱく質 | 1.7g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 3.1g |
炭分 | 0.2g |
ナトリウム | 1.6mg |
カリウム | 68.7mg |
カルシウム | 9.0mg |
マグネシウム | 7.0mg |
ビタミンB1(チアミン) | 0.05mg |
ビタミンB2 | 0.07mg |
葉酸 | 24μg |
※2012年4月27日 外部検査機関調べ |
大豆イソフラボンは女性にうれしい注目の成分。
生鮮野菜で日本初の機能性表示食品。
骨の健康が気になる方におすすめ!
大豆イソフラボン、葉酸、GABA、ビタミン、ミネラル、大豆たんぱく質などバランス良く含まれるにもかかわらず低カロリーで食物繊維も多いので体形を気にする人にもおすすめの発芽野菜です。
これまで、水耕栽培では認められていなかったオーガニック。2016年1月2日に新しい有機JAS規格が施行され、長年の夢であった サラダコスモの「オーガニック大豆もやし」と「オーガニック緑豆もやし」が商品化。 「味が濃い、おいしい」と評判です。
ヨーロッパではダイエット野菜としてメジャーな菊科の野菜で、イヌリン(多糖類)が注目されています。
日本の畑でちこり芋の栽培と水耕栽培の工場も完成。純国産化のチャレンジがはじまりました。今では、岐阜県中津川市がちこり生産量日本一になりました。
アフリカ原産のオクラを日本で初めて新芽(スプラウト)にしました。 岐阜県中津川産で、「シャキシャキ」「ネバネバ」が特徴の新顔の発芽野菜です。
巷ではスプラウトと呼ばれています。 ブロッコリーの種を発芽し、かいわれの様に栽培した商品です。注目成分「スルフォラファン」を含み、メディアでも注目される発芽野菜(スプラウト)です。 栽培に化学肥料は一切使用せず、恵那峡の温泉水と天然塩で育てました。
岐阜県中津川の最新施設で生産しています。 化学肥料を一切使用せず、恵那峡の温泉水と天然塩で育てました。 健康と地球環境に配慮した商品で、硝酸態窒素が検出されなくなりました。
種は日本名で紫馬肥やしと呼ぶ、牧草の新芽です。青臭みがあり癖がありますが、アメリカでは30年以上も前からブームになり一般的な発芽野菜(スプラウト)です。 サラダやサンドイッチに最適です。
豆苗(とうみょう)は、えんどう豆の新芽のこと。 元々は中国がはじまりで、特別なときにしか口に出来ない中華料理の高級食材でした。 今では水耕栽培が一般的で安定供給・安定価格で提供できるようになりました。
サラダにきれいな彩りを与える赤ラディッシュの新芽です。 茎が、ほんのりピンクで、爽やかな辛味が特徴です。
空心菜はタイなど東南アジアなどではほうれん草以上にの知られる野菜。 サラダコスモが日本で初めて空心菜を発芽させて新芽(スプラウト)として商品化しました。
緑豆もやしはサラダコスモのメイン商品で、日本で一番たくさん生産されているもやしです。 太くてシャキシャキとした食感が人気の秘密です。 現在では長野県駒ヶ根市・栃木県宇都宮市・兵庫県三木市・新潟県南魚沼市と水が豊富できれいな土地に立つ生産施設より供給しています。
通称:細もやしと呼ばれ、関西ではお好み焼きやラーメンの具などよく入っているもやしです。 一般的な緑豆もやしより青臭さが少なく、昔ながらの味わい深い食感が特徴です。