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ヨーロッパではスタンダードなスプラウト野菜、チコリ。
チコリは、レタスなどと同じキク科の野菜です。ヨーロッパではスタンダードなスプラウト野菜として、フランスやオランダ、ベルギーなどでよく食べられています。
しゃきしゃきとした水々しい食感で、甘さとほろ苦さが共存する味が特徴です。サラダやグラタン、スープ、オーブン料理などに使ったり、1枚ずつはがして船形の器にして使います。
チコリから作られる『チコリコーヒー』は、チコリの根の部分を使用して、コーヒー風味にしたもので、ヨーロッパで第二次大戦時にコーヒー豆が生産地から輸入できなかった際に、代用コーヒーとして広く飲まれたものです。
現在でもノンカフェインのコーヒーとして知られています。
チコリ栽培がはじまったのはいつの時代か定かではありません。ただ、現在のような、スプラウトというかたちで栽培され、食べられるようになったのは19世紀のベルギーです。
チコリは、もやしやアルファルファと同様、暗室で育てられたスプラウトです。
この育て方でチコリが食べられるようになったのは全くの偶然でした。
19世紀のベルギー。農家の地下室で置きっぱなしにされたチコリの根から生えた白い新芽を食べたところ、意外においしかったのがその始まり。
それからヨーロッパでは広く食べられるようになり、定番野菜としてスーパーに並ぶようになりました。
畑から | チコリ栽培のスタートは、畑から。種をまき、チコリ栽培に必要な根株を育てます。 |
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大きく育ったチコリ芋の葉をカットして、冷凍庫(冷暗所)に運び寝かせます。 | ![]() |
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施設栽培 | 冷凍庫から出して解凍した芋は、真っ暗な栽培室で水耕栽培で育ちます。(軟白栽培) | ![]() |
チコリ芋に蓄えられた栄養とともに、徐々に葉が成長します。約3週間で収穫を迎えます。 | ![]() |
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収穫 | 成長したチコリとチコリ芋を切り離していきます。 | ![]() |
一本一本丁寧にパック詰めされていきます。 | ![]() |
チコリを生で使うときには1枚ずつはがして、水にさらすとしゃきっとさらに水々しく、苦味がすこし和らぎます。火を通す料理に使用すれば、さらに苦味は少なくなります。
栄養成分 | 表示単位 (100g)当り |
エネルギー | 17kcal |
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水分 | 94.7g |
たんぱく質 | 1.0g |
脂質 | 0.1g未満 |
炭水化物 | 3.9g |
灰分 | 0.4g |
食物繊維 | 1.1mg |
糖質 | 2.8mg |
食塩相当量 | 0.1g未満 |
葉酸 | 41μg |
ビタミンC | 2mg |
カルシウム | 24mg |
マグネシウム | 9mg |
日本食品標準成分表2020年版(八訂)調べ |
2022年1月24日付 国産ちこり生産終了のお知らせ
大豆イソフラボンが肌のうるおいを保つ機能性表示のある日本初の子大豆もやし。
血圧高めの方や、骨の健康が気になる方にもおすすめ!
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これまで、水耕栽培では認められていなかったオーガニック。2016年1月2日に新しい有機JAS規格が施行され、長年の夢であった サラダコスモの「オーガニック大豆もやし」と「オーガニック緑豆もやし」が商品化。 4月より販売がスタートしています。 「味が濃い、おいしい」と評判です。
注目の機能性成分スルフォラファングルコシノレートが含まれている、日本初!スプラウトの機能性表示食品「スルフォラファンスプラウト」。ビタミンCや葉酸も豊富に含まれています。
注目の機能性成分スルフォラファングルコシノレートが含まれている、日本初!スプラウトの機能性表示食品「スルフォラファンスプラウト」。青汁の原料として知られるスーパーフード、ケールのスプラウトです。
緑豆もやしはサラダコスモのメイン商品で、日本で一番たくさん生産されているもやしです。 太くてシャキシャキとした食感が人気の秘密です。 現在では長野県駒ヶ根市・栃木県宇都宮市・兵庫県三木市と大都市圏に近い生産施設より供給しています。
通称:細もやしと呼ばれ、関西ではお好み焼きやラーメンの具などよく入っているもやしです。 一般的な緑豆もやしより青臭さが少なく、昔ながらの味わい深い食感が特徴です。
ヨーロッパではダイエット野菜としてメジャー。菊科の野菜で、イヌリン(多糖類)が注目されている。
シャキシャキ食感と苦味が特長のスプラウトです。
巷ではスプラウトと呼ばれています。 ブロッコリーの種を発芽し、かいわれの様に栽培した商品です。注目成分「スルフォラファン」を含み、モデル、タレントの方などからも注目される発芽野菜(スプラウト)です。 栽培に化学肥料は一切使用せず、恵那峡の温泉水と天然塩で育てました。
岐阜県中津川の最新施設で生産しています。 化学肥料を一切使用せず、恵那峡の温泉水と天然塩で育てました。 健康と地球環境に配慮した商品で、硝酸態窒素が検出されなくなりました。
種は牧草で、日本名で紫馬肥やしと呼ぶ、牧草の新芽です。青臭みがあり癖があるが、アメリカでは30年以上も前からブームになり一般的な発芽野菜(スプラウト)です。 サラダやサンドイッチに最適です。
豆苗(とうみょう)は、えんどう豆の新芽のこと。 元々は中国がはじまりで、特別なときにしか口に出来ない中華料理の高級食材でした。 今では水耕栽培が一般的で安定供給・安定価格で提供できるようになりました。
サラダにきれいな彩りを与える赤ラディッシュ。 発芽野菜 赤ラディッシュの新芽です。 くきが、ほんのりピンクで、爽やかな辛味が特徴です。
空心菜はタイなど東南アジアなどではほうれん草以上にの知られる野菜。 サラダコスモが日本で初めて空心菜を発芽させて新芽(スプラウト)として商品化しました。
アフリカ原産のオクラを日本で初めて新芽(スプラウト)にしました。 岐阜県中津川産で、「シャキシャキ」「ネバネバ」が特徴の新顔の発芽野菜です。