株式会社サラダコスモ(代表取締役:中田智洋、本社:岐阜県中津川市)は、2015年10月に生鮮野菜で初めての機能性表示食品「大豆イソフラボン子大豆もやし」を発売しました。“野菜をもっと食べてもらうために、パッケージでも野菜の持つ力を伝えたい”という考えでチャレンジしたこの取り組みは、サラダコスモにとどまらず複数のもやし・カット野菜メーカーにも普及しました。登場から10年たった今では、生鮮野菜売り場に多くの機能性表示食品が並び、普段の食生活から健康を意識する多くのお客様に手にとっていただけるようになりました。


■機能性表示食品とは

国の定めるルールに基づき、事業者が食品の安全性と機能性に関する科学的根拠などの必要な事項を、販売前に消費者庁長官に届け出れば、機能性を表示することができる制度です1)。2025年9月30日現在、9,981件の商品が機能性表示食品として届け出されています。生鮮食品は263件です2)

1)…消費者庁HP   
2)…機能性表示食品検索

■大豆イソフラボン子大豆もやしについて

 サラダコスモが2015年10月7日に発売した、日本で第一号の生鮮野菜の機能性表示食品です。もやしが低価格で販売されている状況を鑑み、もやしの価格以外の価値をお伝えする方法の1つとして、機能性表示食品の届出を実施しました。
 発売当初は「大豆イソフラボン子大豆もやし」として、子大豆もやしに含まれる大豆イソフラボンのみに着目した商品でした。商品名やパッケージをリニューアルしながら、現在は「子大豆もやし芽ぐみ」として、大豆イソフラボンとGABAに着目した商品名、パッケージへと進化しています。

《商品名、パッケージの変遷》

■サラダコスモの機能性表示食品

 2025年9月現在、サラダコスモでは9種類の機能性表示食品を販売しています。2019年には、カット野菜「3品目の芽ぐみナムルサラダ」をサラダコスモの加工食品として初めての機能性表示食品として発売しました。また、2020年には野菜として初めて「スルフォラファングルコシノレート」を機能性関与成分とした「ブロッコリースルフォラファンスプラウト」を、2022年には「S-アリルシステイン」に着目した「有機黒にんにく」を機能性表示食品として発売しています。

 《サラダコスモの機能性表示食品 代表例》

■サラダコスモの今後の取り組み

 機能性表示食品に取り組み始めたきっかけは”野菜をもっと食べてもらうため”です。2025年現在、1日あたりの野菜摂取量の目標値は350gとされております3)。しかし、厚生労働省の最新の調査では、日本国民の1日当たりの野菜摂取量の平均は256.0gと報告されており4)、未だ目標値に届かない状況が続いています。 

 サラダコスモは野菜生産者として、引き続き野菜をもっと食べてもらう取り組み、商品づくりを進めていきます。現在発売中の「子大豆もやし芽ぐみ」は、中身を出さずに袋に切り込みをいれるだけで、そのままレンジ調理できる包材を使用しています。こういった”調理の手間を減らす”商品の開発も続けております。
 また、野菜摂取のみならず”栄養バランスがとれた食事をとること”も消費者の志向として強くあります5)。それに応えるためにも、野菜以外の食材を組み合わせた商品、大豆のお肉が入った「ヘルシーキット野菜」6)などの開発にも積極的に取り組んでまいります。 

3)…健康日本21(第三次)             
4)…令和5年 国民健康・栄養調査の結果の概要   
5)…消費者動向調査 日本政策金融金庫(令和7年1月)
6)…「ヘルシーキット野菜」商品ページ      


■株式会社サラダコスモ
【設 立】  1980年8月
【代表者】  代表取締役 中田智洋
【本社所在地】〒509-9131 岐阜県中津川市千旦林1-15
【売上高】  263億円(2025年5月期)
【事業内容】 ・野菜作り農業(もやし、スプラウト、カット野菜の生産販売)
       ・酒類製造販売(焼酎・クラフトジン)
       ・「ちこり村」教育型観光施設の運営 
【公式HP】   https://www.saladcosmo.co.jp/ 

【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社サラダコスモ 東京オフィス広報部 池上珠未
Tel:03-6206-3047 Fax:03-6206-3048 
E-Mail:t-ikegami@saladcosmo.co.jp