なかつがわ今昔物語
サラダコスモが生まれ、本社があるのは岐阜県中津川市です。日本のほぼ真ん中に位置する山紫水明の地です。
鉄道、自動車の近代交通が発展する以前、人が徒歩や馬で移動していた時代、この地には江戸と京都を結ぶ「中山道(なかせんどう)」(全526・3km)という街道が通り、その道と宿場の風情は今もしっかりと残っています。
街は「日本百名山」の一つ、恵那山(えなさん、2191m)に抱かれています。
えな――不思議な語感ですが、「胞衣(えな)」とも書いて、赤ちゃんの命を支える「へその緒」や「胎盤」を意味します。万物の根源につながるものです。だから山麓にある恵那神社には、「国産み」の始祖である「伊邪那岐(いざなぎ)」と「伊邪那美(いざなみ)」が祀られています。伝説ではあっても、中津川という地域はそんな命のふるさとなのです。
一方で、この街では「リニア中央新幹線」の建設工事が進んでいます。岐阜県内唯一の駅と磁気浮上車両の整備基地も造られます。近い将来、この地は約1時間で首都圏と結ばれます。
自然、歴史、先端がほどよく混じり合う「中津川」という地域を、様々な話題を通して、これから順次ご紹介していきます。それが「なかつがわ今昔物語」です。