【プレスリリース】カット野菜の未使用部がクレヨンに
2022年3月9日
㈱サラダコスモ 養老生産センターの循環型取組み
カット野菜の未使用部がクレヨンに
ちこり村にて『にしみの おやさいクレヨン』販売開始
株式会社サラダコスモ
(代表取締役:中田智洋、本社:岐阜県中津川市)の
最大生産拠点である養老生産センター
(岐阜県養老郡養老町大跡 561)では、
カット野菜の製造工程で排出される野菜の
芯や外葉などを
『にしみの おやさいクレヨン』の原料の一部として提供、
3月 13 日(日)より自社施設「ちこり村」にて販売を開始致します。
また、2020 年 12 月操業時より導入した循環型農業システム
「エコフィードシステム」を活用し、
残渣 100%を家畜用飼料・たい肥に再生、再利用するなど、
人と環境にやさしい取り組みを実施しています。
【『にしみの おやさいクレヨン』について】
岐阜県大垣市中曽根町の就労継続支援A型事業所
「シュシュ」(運営会社「セスタ」、社⾧:北倉慎也氏)が、
商品企画などを手掛ける「mizuiro」(青森県)の
協力で製造販売するクレヨン。
ニラやピーマン、人参やコーヒーなどの野菜を
使った淡い色合いの 10 色で、
食品由来のため、誤って口に入れても安全なのが特⾧。
原料となる野菜を西濃地域から集め、
地域発の商品として「にしみの」と冠している。
「シュシュ」が農家や食品加工場などから集めた
野菜の選別作業を行い工場へ送付、
完成後届いたクレヨンの検品や箱の組み立て箱詰め作業を
利用者が担い販売するという、
事業所の利用者が
野菜の回収や選別などを手掛けることで
廃棄野菜の削減を図り、
同時に、事業所の軽作業だけでは達成できない
利用者の賃金アップにもつなげるという、
かかわる人、使う人、環境にやさしい
社会的に意義のある取組み。
養老生産センターでは、
本取組みの趣旨に賛同し、
クレヨンの原料の一部として、
カット野菜に使うニラ、人参、紫キャベツの
未使用部の提供を致しました。
写真左:『にしみのおやさいクレヨン』野菜など自然の素材を使っており、
安全性と淡い色合いが特⾧。
写真右:3月 13 日より、ちこり村にて販売開始。
【「エコフィードシステム」について】
「エコフィードシステム」とは、
工場より排出される野菜残渣を粉砕、脱水し、
しぼりカスとろ液に分け飼料化、
牛や豚など家畜の餌として再利用する循環型のシステム。
養老生産センターにおいては、
牛の餌、豚の飲料として活用し、
廃棄残渣ゼロを実現しています。
写真上:エコフィードシステムのフローチャート。
写真下:2020 年 12 月に稼働した養老生産センター
の全景(航空写真)。
日本最大規模のもやし・カット野菜の生産施設。
■株式会社サラダコスモについて
【設 立】 1980 年8月
【代表者】 代表取締役 中田智洋
【本社所在地】〒509-9131 岐阜県中津川市千旦林 1-15
【売上高】 174 億円(2021 年5月期・グループ全体)
【事業内容】
・野菜作り農業
(もやし、スプラウト、カット野菜の生産販売)
・酒類製造販売(焼酎・クラフトジン)
・「ちこり村」教育型観光施設の運営
【ちこり村HP】https://www.chicory.jp/
【公式 HP】 https://www.saladcosmo.co.jp/
【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社サラダコスモ 広報部 担当:曽根
Tel:03-6206-3047