日本初!オーガニックもやし記者発表inちこり村
2016年3月29日火曜日
ちこり村、大会議室にて
「日本初!オーガニックもやし記者発表」が開催。
今回、サラダコスモのもやしが
規格改正にともない、スプラウト業界初の有機JAS規格に認定されました。
壇上には、㈱サラダコスモ中田智洋社長の他、
営業本部長の宮地さん、品質管理部長の北原さんが準備しています。
まずは、社長から
「私の思いと日本の現状にはまだズレがある」
という社長の衝撃発言!?から始まった記者発表。
今から35年前、健康のためになって、社会に胸を張れる
無添加・無漂白な野菜作りを続けてきた私にとって
今回の日本初のオーガニックもやしの認定は
ノーベル賞をもらったくらい
これほど誉れなことはない。と今回の有機JAS認定への熱い思いが語られました。
それもそのはず、サラダコスモの今までの歩みはオーガニックへの歩みと言っても過言ではないからです。
しかし、日本ではまだまだオーガニック、食の安全に対する認識はそんなに高くない、
世界との意識のズレを懸念している。
先ごろの北京オリンピックでは、選手村の食事は有機栽培の野菜を調達するようにとガイドラインにあった。
東京オリンピックでも同じガイドラインを求められた時、果たして調達できるだろうか。
北京オリンピックの時同様に自国の野菜を使ってもらえないということにならないかと。
次に宮地営業本部長から
データとともにサラダコスモという会社の説明がされました。
今回、有機JAS規格認定されたのは、2種類のもやしです。
「オーガニック大豆もやし」と「オーガニック緑豆もやし」の2種類。
北原部長からは、「オーガニック大豆もやし」と「オーガニック緑豆もやし」が認定された
スプラウト(もやしなどの水耕栽培)の有機JAS規格改正について説明されました。
改定は大きくわけて2つ。
改正その1
改正その2
認定証
スプラウト類の生産に使用できるものは、基本、水だけ。
自然の力を最大限に生かして農産物を生産することは、環境への負荷を低減することができ
それは将来の自然を守ることにつながり、
ひいては大切な子どもたちや地球の未来につながると考えています。
サラダコスモがオーガニックの生産行程管理者として認定されたことによって
今もそして未来に向かって、安心して食べることがきる‘もやし’
「オーガニック大豆もやし」と「オーガニック緑豆もやし」と胸をはって言えます。
記者の方から質問。
社長は先ほど、ノーベル賞を取ったようなとおっしゃいました。
大きな夢がかなった今回の有機JAS認定だと思いますが
今後の夢は?
無添加・無農薬のもやしを作り始めた35年前というのは、
水俣病やイタイイタイ病などが問題になり、
環境よりも経済成長を優先したことの代償に気付き始めた頃です。
食の安全の意識も高まり
安全な食をみなさんにお届けする。その一心で野菜作りをしてきました。
30年前、隣の長野県に工場を作る時、とても心配だし怖かった。
でも、その工場のおかげで今がある。
今、隣の国へ出ていくことは同じことだと思う。
など今後の展望を語って終了しました。
【日本初!オーガニックもやし】