縁(えにし)の地 アルゼンチン有機栽培のにんにく畑へ
縁(えにし)の地
アルゼンチン
有機栽培のにんにく畑へ
日本国内製造
ちこり村有機黒にんにく仕入れ&通販担当者
「行って来ました」
地球の裏側アルゼンチン、
アンデス山脈とチリの国境に
位置するタンビージョ。
標高2,380mの高地で
近くにタンビージョ川が流れる
自然豊かな場所に
「ちこり村有機黒にんにく」の
にんにく畑があります。
◆縁(えにし)の地へ
アルゼンチンに向かうのは、
2019年1月以来、5年振りです。
当時の目的は、
「10年後のサラダコスモが
進むべき未来を見つける旅」でした。
この5年の間に世界的な
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行や
その後の世界情勢など色々な事がありました。
南米・アルゼンチンには、
ちこり村有機黒にんにくの
にんにくを栽培する畑があります。
有機栽培の畑を目指して出発。
ドバイを経由して
合計約36時間のフライトを経て
アルゼンチンの首都
ブエノスアイレスに到着です。
ここからはバスと車の旅です。
空港から畑のある
タンビージョに向けて
夜行バスで9時間半南下します。
バス停を降りた後、
乗用車に乗り換えて移動です。
日本の高速道路のようには行かないので、
車で7時間半の距離に
2日間掛けて
やっとにんにく畑に到着です。
実に日本を発ってから
4日後の事です。
そこには相変わらず、
眩しい太陽の下
風渡る畑が待っていました。
◆南米とサラダコスモ
サラダコスモと南米との縁は古く、
2000年岐阜県の食糧確保計画に呼応した
「ギアリンクス」
(岐阜県とアルゼンチンを繋ぐ)の活動に遡ります。
南米を拠点とするその活動を通して
パラグアイの
イグアス農協日本人大豆農家さんの協力のもと
東日本大震災支援、
心はひとつ【豆腐100万丁】へと繋がりました。
移動時間だけでも
4日間かかる地球の裏側
南米アルゼンチンに畑を求めるのは、
かつてからの縁(えにし)と、
自然豊かであり、
標高が高く、
冬は氷点下まで気温が下がり、
晴れの日が多く乾燥した大地が広がっているからです。
その条件がにんにくの有機栽培に
とても適している上に、
美味しいにんにくを育てるからです。
日本では中々得難い条件なのです。
◆ちこり村の有機黒にんにく
昨年2023年は、
日本も、続く円安に物価の上昇と
不景気の話題が尽きませんでしたが、
ここアルゼンチンの経済状況も、
2023年12月のアルゼンチン消費者物価指数(CPI)は
前年同月比で211.4%の上昇。
物の値段が倍になっています。
失業者も増えていると聞きます。
ですが、人々は相変わらず
「シエスタ」を楽しんでいます。
シエスタとは、
午後1時~3時位まで
昼寝や好きな事をして過ごす
昼休憩の時間です。
色々大変でも休む時は休む。
楽しむ時は楽しむ。
ちゃっかりしていると言うか、
逞しいと言うか。
そして外に出て畑に向かうと
今日も太陽がさんさんと輝き、
人々の笑顔は眩しく、
作物は元気に育っています。
日本も世界も
明日何が起こるかわかりませんが、
ちこり村の有機黒にんにくは、
今年もアルゼンチンからお届け出来そうです。
出来る事からやって行きます。
後談・・帰りの飛行機がストライキのため
飛ばなくなりました。
1日遅れで無事帰国出来ましたが、
本当に何があるかわかりませんね。
心はひとつ【豆腐100万丁】とは
パラグアイ・イグアス農協日本人大豆農家さんの
ふるさと『日本』のために何かしたいという
思いがひとつになって、
パラグアイの大豆を集めて豆腐にして
被災地に届けた支援活動です。
【日本国内製造】 ちこり村の有機黒にんにく
-18℃になることもある厳しい環境で
実現した糖度が高い
オーガニックのにんにくを、
日本国内でおいしい
黒にんにくに製造してお届けします。
https://www.chicory.jp/fs/chicory/kuro_nin001-1
【取っけえべえ!66号】