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第十四回 「日本でいちばん 大切にしたい会社」大賞にて 『地方創生大臣賞』を受賞しました。

第十四回

「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞にて

『地方創生大臣賞』を受賞しました。

「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞とは?

実行委員会(実行委員長:清成忠男(元法政大学総長))・法政大学大学院中小企業研究所・人を大切にする経営学会®が主催する、人を大切にし、人の幸せを実現する行動を継続して実践している会社の中から、その取り組みが、特に優良な企業を表彰する本年14回目を迎えた顕彰制度です。


◆サラダコスモが『地方創生大臣賞』を受賞した理由は?

「人を大切にする」がキーワードの本賞ですが、大賞実行委員会によると、本賞における「人」とは、1.従業員とその家族、2.外注先・仕入先、3.顧客、4.地域社会、5.株主の5者を指します。「人を幸せにする経営」を実践している会社を1社でも増やしたいという思いでスタートしたものだそうです。

実行委員会より挙げられたサラダコスモの主な受賞理由は、1.それぞれの社員の実情に合わせた働き方を推奨しており、時短社員も多く、シニア雇用も積極的に行っている(71 歳以上社員は 53 名、最高齢社員 86 歳)。障がい者雇用率も高水準であり、地域の雇用を支えている。2.地元企業の事業を承継し、その再生に取り組むとともに、地域の中堅中小企業の経営力強化を目的として「恵那・中津川経営革新カンファレンス」を開催するなど、地域中小企業支援を通じた地域活性化にも積極的に取り組んでいる。3.以上のような取組等を総合的に判断し、地方創生大臣賞にふさわしいと判断した。というものです。

右 中田智洋社長 左 中田澄美香専務取締役

◆高齢者の元気は地元の元気!

真っ先に受賞理由に挙がった積極的なシニア雇用。今や特定の地方のみならず日本全体の問題となっている「高齢化」。サラダコスモの本社がある岐阜県中津川市は、人口の約33%が65歳以上となっています。この約三分の一の人々が元気ならばそれは地元の元気に繋がるのではないかとサラダコスモは考えます。

◆ちこり村の元気

経済協力開発機構(OECD)は、15歳~64歳の人口を生産年齢人口としています。生産年齢とは労働力となる年齢のことを指します。

サラダコスモが運営する「ちこり村」では、スタッフ73名のうち45名が65歳以上です。定年退職をした後も元気に生きがいをもって働くことが出来れば、高齢者から生産者へ。誰もがいずれは歳を重ね、高齢者になります。高齢者の方が元気に働く姿は、未来の希望へと繋がります。

◆ちこり村の元気な働き方を紹介します!

勤続13年目の吉村みどりさん(74歳)店舗での接客を担当。ソフトクリーム屋さんが主な仕事です。「歌うのが好きで、ボランティアで読み聞かせをしていた程、声を出すのが好きなので接客がとても楽しいです。人に見られる仕事なので若々しくいられるみたいです」と吉村さん。趣味はゴルフと旅行という行動派ですが、今年は会社の海外研修にも手を挙げて参加し、ヨーロッパに行って来ました。オランダ、ドイツ、フランス、ベルギーと4カ国を周って沢山刺激を受けたそうです。


■ちこり村の働き方シフト■高齢ということを考慮して働き方は8パターンあります。一例をご紹介します。

Aさんの例 体力を考えて連日勤務のないシフトにしてもらっている。また勤務時間も4時間と短めです。

Bさんの例 孫の面倒を見るため、毎週木曜日は必ずお休みをもらっています。

Cさんの例 暑さに弱く、体調がすぐれないので、夏場はお休みに。春、秋、冬の勤務です。

【取っけえべえ!67号】


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