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「なかつがわ今昔物語」Vol.8 中山道中津川宿 「桝形」

「枡形」――街道宿場の特徴的光景  直角に折れ曲がる道
攻め込まれないための工夫  風情醸す老舗酒蔵付近

昔ながらの「街道宿場」によくあるもの――それは何でしょうか。ヒントは「直角」。中山道中津川宿(中津川市本町)には、それがくっきりと見られます。

中津川宿は東西にわたって道が続きますが、どちらの方向から入っても2カ所で直角に曲がります。東から入れば、しばらくして左折し、少し行って右折。西から入っても同じです。

江戸時代、中津川宿には要人が泊まる本陣、脇本陣、さらに一般の旅籠(はたご)、庄屋、問屋、商家などが軒を連ねました。人、物、お金、さらには情報が集まっていました。万一物騒なことが起きた場合、一気に攻め込まれず、防御もしやすくするため、道筋は意図的に曲げられました。これを「枡形(ますがた)」と言います。他の宿場にも見られます。

中津川宿の枡形では、老舗の酒蔵「はざま酒造」付近が景観的にも抜群の風情があります。屋根には何本も卯建(うだつ)が上がり、商品名「恵那山」の文字を彫り込んだ看板や杉玉。道の角には石の道標も立っています。

主人の間龍一郎さんが語ります。

「狭くて曲がっているから、正直言って不便。もう幹線路でもない。でも、ぼくが子どものころは大勢の人が往来し、お店もいろいろあった。路線バスも走って……。昔なくて今あるもの? 中山道ウォーカーや観光客かな。外国人もよく見かけます」

中山道中津川宿の「枡形」の光景=中津川市本町の「はざま酒造」付近

別方向から見る「はざま酒造」前の光景。屋根の卯建が風情を醸す

地図で見る中津川宿の「枡形」。2カ所の屈曲がわかる(上が東、下が西)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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