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太陽の国ペルーと夏に咲くちこりの花

ペルー地図2
ペルー共和国
通称ペルー、紀元前から多くの古代
文明が栄えている。16世紀インカ帝国の中心地であった。
1873年日秘修好通商航海仮条約締結。
南米諸国のうち最初に日本と外交関係を築いた国。
多くの日本人が移民している。

ペルーで想う、ふるさと日本

沖縄出身の城間(グスクマ)ファミリーがペルー南部の古い街、
「カニエテ」に移民したのは、時代が戦争へと向かう1932年のこと。

何もない土地を開墾することから始まった移民生活。
戦時中の苦労は並大抵のものではありませんでした。
強まる反日感情の中、食べるものもなく、
川の水を飲む暮らしの中で何度日本に帰りたいと思ったか知れないと言います。
彼らに出来ることは、目の前の荒れ地を耕すことだけ。

しかし、そんな彼らの真摯で勤勉な姿が、
いつしか現地の人に受け入れられ、信用されるようになっていったのです。
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Made by Japanese

(メイド・バイ・ジャパニーズ)

インティライミ!太陽の恵みに感謝する国ペルーには
‘ピスコ’というお酒があります。
ワインと同じ葡萄から誕生した伝統的な蒸留酒です。
白ワインを蒸留して作った貴重なお酒です。
このピスコを作り続けることが、グスクマファミリーが現地で生き続けることの証でもありました。
それが、Made by Japanese(メイド・バイ・ジャパニーズ)
グスクマさんが作ったピスコです。
ピスコ・グスクマ切り抜き画像     ピスコカクテルの作り方画像


太陽の国と夏に咲くちこりの花

中津川市の舞踏団体「かやの木芸術舞踏学園・舞踏ゆきこま会」が公演する
「あららぎは谷を越えてゆく」
大災害から立ちあがる子どもたちがテーマになっていることから
東日本大震災の復興を支援しようと昨年、
東京で福島県大熊町の子どもたちを招いての公演会を開催しました。

この公演会には、ペルーのエラルド・エスカラ駐日大使も招待させていただきました。
この舞台に感銘を受けた大使の仲介で、
この夏、「あららぎは谷を越えてゆく」は、リマでの公演が決定しています。
8月27日新国立劇場の予定です。

大災害から立ちあがる子どもたちの姿と
何もない土地を開墾することから始まった、
かつての日系移民の皆さんの姿が重なります。

夏の太陽の下、静かに凛とした青い花を咲かすちこりの花、
地球の裏側から、ふるさと日本を想うみなさんを応援します。

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【取っけえべえ!23号】


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