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はじめての蔵開き

~ちこり村 蔵長の豊岡さんにお話しを聞きました~

  ちこり村 豊岡蔵長

ちこり村の蔵長として、酒蔵創りから、ちこり焼酎造りに携わる。

「ちこり芋で焼酎を作るべし」

もともとお酒が大好きで、造ることにも興味があったので、
この指令に真っ先に「私がやります」と手をあげたものの、
さすがに一人で背負った責任の重さに不安を感じずにはいられませんでした。
最初の一歩を踏み出すために鹿児島の酒蔵を訪ねることに。
長年培われた酒造りのすべては、そんなに簡単にわかるはずはありませんが、
一ヶ月もすると、わかってきたことがありました。
酒造りにかける造り手の思い、心がけみたいなものに触れたと思っています。
手ごたえを感じ、私にとっては貴重な修業修行の旅となりました。
ちこり村に帰ると、さっそく蔵作りです。
難問・難題の連続でしたが、なんとか蔵のシステム作りを完了し、そしていよいよ焼酎造りです。

やさしい野菜のお酒です。

ちこり村では、3R(リデュース・リユース・リサイクル)への挑戦をしています。
今まで有効利用されていなかった、ちこり芋(根)を使って何か作ることができないか?
そこで出された指令が、「ちこり芋で焼酎を作るべし」クセがなくてフルーティー。
焼酎を飲んだことがない人でも飲みやすい、親しみやすい味を目指しました。
何でも相談できる友達のような存在!?だから難しい味ではありません。
焼酎は生き物だから、甕(かめ)で作ることにこだわって、大量生産も出来ません。

環境にやさしいだけでなく、味も存在もやさしい、「ちこりの焼酎」が出来上がりました。

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そして、はじめての蔵開き

春夏秋冬、季節を一巡して、昨年末

収穫された「ちこり芋」から新酒ができました。
蔵開きで、お披露目です。
今年も、焼酎を造ることが、できることへの感謝と、
今までお世話になった方、ちこり村を応援してくれる皆さんへのお礼をこめて、
甕(かめ)から直接「ちこりの焼酎」を振舞います。
通常、ちこり村で販売している「ちこちこ」「アンディーブグラッパ」の他に、
蒸留の方法を変えたもの、まだ商品化されていない、
この日ならではの「ちこりの焼酎」も試飲できるかもしれませんよ。
ぜひ、蔵開きに、お起こしいただき、新たな挑戦を味わってみてください。

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