日本の野菜不足を解消したい 血圧130~139の間に出来る事 GABA子大豆もやし
日本の野菜不足を解消したい
血圧130~139の間に出来る事
GABA子大豆もやし
研究開発本部 研究開発部
平井 晶子さん
入社6年目。食剤師(デザイナーフーズ認定)資格を持つ。
栄養や成分の機能性に注目した商品開発を担当。
◆血圧130~139の間に出来る事
6月の日本高血圧学会のガイドライン変更にともない、
血圧130/80以上、139/89以下の方は「血圧高め」と認定されました。
まだ病気ではありませんが、ほっておくと重篤な症状を引き起こしかねない「高血圧」が心配されます。
高血圧と診断される前に出来ることがあります。
①塩分コントロールと②野菜や果物を積極的に取り入れたバランスの良い食生活を送ることです。
◆1日に必要な野菜350g
健康な体を維持するため1日に350gの野菜を食べることが
厚生労働省によって推奨されています。
健康な体を維持するためには
5大栄養素(脂質、糖質、タンパク質、ビタミン、ミネラル)と食物繊維、水が必要です。
これらの栄養素がそれぞれの組み合わせで様々な野菜や果物に含まれているため、
積極的に野菜や果物を食べることが健康な体の維持に繋がります。
また野菜や果物の中には、
「血圧高め」な方の血圧を正常に保つ働きのあるフィトケミカルも含まれています。
◆GABA
2019年5月23日消費者庁より、
サラダコスモ「GABA子大豆もやし」の機能性表示食品の届け出が受理されました。
GABAとは、γ―アミノ酪酸(ガンマアミノらくさん)のことで、
主に脳や脊髄で「抑制性の神経伝達物質」として働いています。
交感神経活動を抑制し、
副交感神経活動を活性化することがわかっており、
「血圧高め」の方の血圧を降下させる作用があることが報告されています。
「GABA子大豆もやし」1袋には血圧低下に必要な1日分のGABA12.3mgが含まれています。
また塩分の過剰摂取時にナトリウムを排出する作用のある
カリウムおよび、カルシウム、マグネシウムも含まれているため
「GABA子大豆もやし」は「血圧高め」な方に必要な①と②両方を備えた野菜です。
もちろん健康な方に食べていただいても問題がないことが分かっています。
◆50%ルール
「GABA子大豆もやし」は、1袋200g
入り。1日に一人、1/2袋食べていただくことをお勧めします。
これは1袋食べると、
1日の野菜350gのうち半分以上を子大豆もやしで食べたことになりますが、
もやしだけでなく出来るだけ多くの種類の野菜を食べていただきたいからです。
GABAは量の多少はあってもトマトやナス、メロンなどの野菜や果物にも含まれています。
GABAの機能性表示食品の届け出が受理されている品種もあります。
◆毎日ならGABA子大豆もやし
子大豆もやしは工場で生産されるため、
品質も一定で低価格で安定供給できます。
ナスは季節が限られますし、メロンを毎日食べることはなかなか難しいですが、
子大豆もやしなら毎日食べていただくことができます。
「高血圧」と診断される前に出来ること。
毎日350gの野菜の中に「GABA子大豆もやし」を加えてみてはいかがでしょうか。
◆機能性表示食品◆
事業者の責任において、
科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。
販売前に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られたものです。
ただし、特定保健用食品とは異なり消費者庁長官の個別の許可を受けたものではありません。
◆フィトケミカル◆
植物が紫外線や昆虫など、
植物にとって有害なものから体を守るために作りだされた色素や香り、
辛味、ネバネバなどの成分のことです。必須栄養素ではないものの、体にとって良い作用をする報告があります。