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ちこり村のSDGs 高齢者の元気は、地元の元気 60歳以上優先雇用

ちこり村のSDGs

高齢者の元気は、地元の元気

60歳以上優先雇用

SDGsとは

2015年9月の国連サミットで採択された

「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された

2016年~2030年までの国際目標。

持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、

地球上の誰一人として取り残さない(leabe no one behind)ことを誓ったもの。

日本としても積極的に取り組んでいます。(外務省サイトより抜粋)


◆人口の約三割が高齢者(65歳以上)

今や地方のみならず全国的な問題となっている「高齢化」。

ここ、ちこり村のある岐阜県中津川市は、人口の約三割が65歳以上となっています。

国勢調査では15歳以上64歳以下を生産年齢人口、65歳以上を高齢者人口としています。

生産年齢とは労働力となる年齢のことを指します。

◆ちこり村の元気

ちこり村では、スタッフ67名中、43名が60歳以上です。

定年退職をしたその後も元気に働き続けることができれば、

高齢者から生産者へ。

誰もがいずれは年を取り、高齢者になります。

高齢者の方が元気に働く姿は、未来への希望へ繋がります。

◆ちこり村の元気な働き方を紹介します!

熊澤 美保子さん69

(勤続9年目)

売り場の接客、スタッフの統括・指示、

秋は「栗きんとん絞り」の先生担当。

「59歳で退職後、介護ヘルパーの資格を取ったのですが、

やっぱり接客の仕事をしたくて、応募しました。

接客の他にも案内、試食の用意とやることが多く、

最初は余裕がありませんでしたが、

だんだん臨機応変に対応できるようになり、

三年前から、秋は栗きんとん絞り体験の先生もやっています。

同窓会に行くと、若々しいし元気だねって言われます。

接客業なので、身だしなみにも気を使い、

よく歩くので健康的です。

冬になると必ずなっていた霜焼が治りました(笑)」

大橋 辰昭さん78歳

(勤続13年目)

ちこり焼酎の製造、試飲販売、接客担当。

「石垣島の焼酎蔵を見学したことで焼酎蔵に興味を持ち、

地元の焼酎蔵で募集があると聞いて

65歳の時に応募しました。

芋の選別から焼酎作りに携わっているので、

販売する時の思い入れも強いです。

熱心なちこり焼酎ファンがいてくれることは

とても嬉しく、励みになります。

個人ノルマを設定して、自分に負荷をかけてやりがいを感じています。

前職の営業で培った度胸で元気な限り、

ちこり焼酎を広めたいと思っています。

80歳までは続けたいです(笑)」

吉村 みどりさん

69歳(勤続8年目)

接客。

季節ごとに五平餅屋さん、ソフトクリーム屋さん。

「60歳で退職後、、接客業は嫌いではないし、と応募しました。

歌うのが好きだったり、

ボランティアで読み聞かせをしていたり、

声を出すのが好きなので、

いらっしゃいませ!と大きな声で言うのが気持ち良いです。

趣味のゴルフで18ホール回った後にカラオケをして、

翌日仕事ということもありますが、

好きなので辛くないです。

人に見られる仕事なので、

若々しくいられるみたいです。

歩くのが早いので、よく元気だね!って言われます(笑)」


★ちこり村の働き方シフト★

高齢ということを考慮して働き方は8パターンあります。一例をご紹介します。

Aさんの例 体力を考えて連日勤務のないシフトにしてもらっている。また勤務時間も4時間と短めです。

Bさんの例 孫の面倒を見るため、毎週木曜日は必ずお休みをもらっています。

Cさんの例 暑さに弱く、体調がすぐれないので、夏場はお休みに。春、秋、冬の勤務です。


【取っけえべえ!49号】より


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