野菜に夢中!サラダコスモ:簡単便利なカット野菜とモヤシやスプラウト野菜の生産者「サラダコスモ」はロハス(LOHAS)の会社です

お米と野菜から作る やさしい おやさいクレヨン

お米と野菜から作る

やさしい

おやさいクレヨン

就労継続支援A型・B型施設

シュシュを運営する株式会社セスタ

代表取締役 北倉慎也さん

就労継続支援A型・B型施設とは

A 一般企業で働くことが難しいものの、

障害や体調に合わせて一定の支援があれば

継続して働ける人を対象にした支援。

雇用関係を結ぶ。

B 雇用関係を結ぶことが困難な人対象の支援。

自分のペースで働く。


◆きっかけは養老生産センター

岐阜県西濃地区に位置する大垣市で

就労支援A型・B型の事業所シュシュを運営する、

代表取締役北倉さんが

「おやさいクレヨン」と出会いました。

市場に出荷される前に

廃棄される野菜や果物とお米から作られるクレヨンです。

お子さんがうっかり口に入れても安心な、

自然にも使う人にもやさしいクレヨンです。

青森のデザイン会社

mizuiro株式会社さんが企画したものです。

大垣市は水の都として知られる、

おいしい水が農作物を育てる土地柄です。

地元の野菜でクレヨンを作れないか?

ぜひこの事業所で作ってみたい、

農家さん一軒一軒から

どうやって廃棄野菜を集めよう

と思案している時に、

隣の養老町で稼働を開始したのが

株式会社サラダコスモの養老生産センターです。

2020年12月の事でした。

養老生産センターでは、

もやしの他に地元野菜を使ったカット野菜を

生産しています。

にんじん、ニラ、紫キャベツ

ある程度の原料が

確保できる見通しが立ったことが

「おやさいクレヨン」事業スタートの

後押しになったと北倉代表は言います。

(株)サラダコスモの窓口となった

養老生産センター大橋総務部長

◆福祉施設の常識を変えたい

「おやさいクレヨン」をスタートする時、

廃棄野菜の活用といっても

全てが解決できるわけでもなく、

使用するのも

ほんの一部だろうと言われた事もあるそうです。

たとえ全てが解決出来なくても、

野菜生産には廃棄野菜が存在すること、

各農家企業店舗さんが

廃棄野菜を減らす努力をしていることを

知るきっかけになるのではないかと北倉代表。

サラダコスモでも、

もやしの残渣削減のため

独自にエコフィードシステムを採用しています。

(※「取っけえべえ!59号」参照)
https://www.saladcosmo.co.jp/blog/?p=11680

また何よりも障害があっても

就労して自立する道を模索出来る。

それも「おやさいクレヨン」を通して

知って欲しい事だと言います。

福祉だからを言い訳にしない、

会社として利益を出す。

障害を武器にしない、

出来ないことには配慮して、

今日100箱出来たなら

半年後には120箱出来ることを求める。

結果働く単価も上がって

自立を助けることになります。

福祉施設の常識を変えたい、

まず、施設を働きたい場所にするために、

トイレと食堂は特に快適に利用できるようにしました。

と力強く語る北倉代表でした。

気持ちの良い食堂

車イスのまま入れるトイレ

 ◆やさしい「おやさいクレヨン」

関わった人の数だけ色揃えが増す「おやさいクレヨン」。

野菜のクレヨンでしか出せない色で特別な絵が描けそうです。

ちこり村にて販売中です。


【おやさいクレヨン】

■協力会社■株式会社艶金、

株式会社INBプランニング、アグリラボ株式会社、

株式会社デリカスイト、焙煎幸房“そら”、珈琲幸房多香、

株式会社サラダコスモ

■お買い求めは■

ちこり村

または

シュシュオンラインサイト

https://chouchou3636.base.shop/

【取っけえべえ!64号】


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