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社長5つの気持ち その3「思い続ける編」

いつづければ必ず通じる」これこそが、社長・中田が信じ続けていることです。
時に、無謀とも思えることを成し遂げてしまう、中田ですが、この信念あればこそです。 

添加・無漂白のもやし」これだけを作って行こう。
そう決めた時も、そこにあったのは、「思い」だけでした。
無添加・無漂白のもやしは、傷みやすく、色もすぐ黄ばんでしまいます。
それを理由にお店に置いてもらえない日々が続きました。
市場に持って行っても、突っ返されてしまうか、半値以下。
酷い時は、1円、2円の扱いを受けていました。「商品は良いはずなのに」それだけを信じていました。

こで、田は、青果市場への出荷をあきらめて、
レストランや地元のスーパーへ直接販売することに。
日曜・祝日、市場はお休みですが、レストランやスーパーは、書入れ時。
しかも問屋を通さないので、安価で提供できる。
このことが理解されて定価で買ってもらえるようになったのです。 

商品が売れ出すと、「同業者の足をひっぱるな」と言う批判を受けるようになりました。
もやしの漂白剤などの添加物は、良くないことは、同業者もわかっていたのですが、
必要悪というか、見てみぬ振りをしてきたのです。
その暗黙の了解のようなものを、破ってしまったので、「同業者の足を引っ張るな」など非難の声を受けることに。
しかし、同業者をかばい合っても、誰も幸せにならない。
本当に良いものを作りつづけるだけだと、絶対に、自分のやり方を変えませんでした。 

んなある日、噂を聞いた名古屋勤労市民生協の人が会社を訪れました。
「こういうもやしを待っていたんです。ぜひウチで売らせてくれませんか?」
うれしかったです。プレッシャーも多かったので、やっと思いが通じた。
やっと分ってくれる人が現れた。そんな気持ちでした。 

思いつづければ通じる。いつかは、通じる。
こうして生協を発端に「無添加・無農薬のもやし」は評価されるようになっていったのです。 

思いが通じた時に、もうひとつの道が見えました。
「直販・直送」(市場などを通さずに直接届ける)です。
商品を認めてくれるところに、欲しいと言ってくれるところに、直接売ろう。直接届けよう。 

「直販・直送」に今もこだわり続けています。
「銀行強盗の下見に来た」と思われたという、興銀での武勇伝!?も(その1.より)「思い」あればこそです。

口に国債を買いに来る人はいても、直接融資を頼みに来る人は、皆無だといわれる興銀に、
1人借金の申し込みに乗り込んでいったのも、
「お金さえあればもっといいものが沢山作れるのに」その思いが、そうさせたと言えます。 

「設備を大きくしたい、いいものをもっと作りたい・・・お金があれば」
そんなことを考えながら、
経営者セミナー出席のため名古屋の街を歩いていると、目の前に興銀があった。
もう、入るしかない。その結果、無担保・保証人なしの30億円の融資にこぎつけ、
夢の実現に近づけたのです。
そして、何より銀行の融資担当の方が、
中田が語る「思い」が十分に30億円の担保に値すると判断してくれたからこそ、実現した融資でした。 

思いがあれば、恐いものはない。
思いが大きければ、大きいほど、思いもかけない勇気や、行動力を生むものなのかもしれません。 

いつづけていれば、終わることはありません。終わらなければ、いつまでも可能性は残ります。 
「今」「心」と書いて、念。
念じるほど思えば、叶うと言うのが、中田の口癖です。

 

富士山を背景に

もやし用冷蔵トラックー富士山をバックに

 


「思いつづければ、いつかは叶う」
だまされたと思って、思いつづけてみてください。
思うのは、ただですが、とんでもない宝にめぐりあえるかもしれませんよ。

株式会社サラダコスモ 中田智洋

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2005-05-03 | Posted in 社長の気持ちNo Comments » 

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