日本の野菜不足を解消したい「血圧『130/80』が健康目標」
日本の野菜不足を解消したい
血圧「130/80」が健康目標
サラダコスモ管理栄養士
岩田玲菜さん サラダ農園勤務。
管理栄養士の立場から「もやしレモン」をお勧めします。
爽やかな味わいも夏にお勧めです!
◆日本の野菜不足を解消したい
どの年代にとっても健康に生きるためには、
野菜の栄養素が必要であることはわかっています。
普段野菜を摂る習慣が無い方に「いかに簡単に野菜を摂ってもらえるか」
病気になる前に「いかに食事で健康を維持できるか」
これからの高齢化社会に向けて長生きするだけでなく
「いかに健康寿命を延ばすか」をテーマに取り組んでいます。
◆血圧「130/80」が健康目標
その取り組みの中で見逃せないのが高血圧です。
ほとんど自覚症状がありませんが、
続くと血管や心臓に負担がかかり、
脳卒中や心筋梗塞・心不全といった
命に危険を及ぼす病気を引き起こす恐れがある上、
命は助かってもマヒや寝たきりの原因となってしまいます。
この春、一般成人の降圧目標値が
日本高血圧学会のガイドライン変更にともなって
140/90から130/80未満に引き下げられることになりました。
130/80以上でも脳卒中などのリスクが増えることなどから
欧米ではすでに、130/80が治療目標値に引きさげられています。
130/80位ならまだ大丈夫!と思っている方が多いのではないでしょうか。
健康寿命のために血圧をコントロールすることの重要性が
再認識されています。
高血圧と診断される前に血圧を上げないようにするため、
栄養バランスの取れた食事と塩分のコントロールが大事になってきます。
◆日本人は塩分を摂りすぎています
厚生労働省が定める1日の食塩摂取目安は、
男性8g未満、女性7g未満です。
日本人のほとんどがこの摂取量を超えています。
コンビニでお弁当やカップラーメンを買った時に
裏の栄養成分表示を見てみて下さい。
カップラーメンの塩分は約4.9g前後の事が多いようです。
男性なら1食で1日の塩分摂取量の半分以上、
女性なら7割程を摂取したことになります。
これは、スープまで飲んだ場合です。
スープを残こすだけでも塩分をントロールすることができます。
こんなことを意識するだけでも高血圧の予防になります。
◆塩分の代わりにレモンを
また、焼き魚に醤油の代わりにレモンを絞るだけでも塩分を抑えることができます。
酸味が加わることで塩分を抑えても美味しくなるのです。
また、摂りすぎた塩分を排出するのにカリウムが必要になりますが、
カリウムは野菜、果物、海藻などに含まれています。
そこでサラダコスモ管理栄養士・岩田さんがお勧めするのが
『もやしレモン』です。
使用する子大豆もやしには血圧降下作用が期待できるGABAが
普通の緑豆もやしの2~3倍含まれることがわかっています。