ようこそ秋のちこり村へ NAKATSUGINと 蔵の見えるカフェ
ようこそ秋のちこり村へ
NAKATSUGINと
蔵の見えるカフェ
ちこり村豊岡蔵長
2006年よりちこり焼酎蔵蔵長を務める。
2020年よりNAKATSUGINの蒸留を開始する。今までにリリースしたNAKATSUGINは約20種類に及ぶ。
◆ベルガモットと苺2nd
この原稿が書かれている7月時点で、ちこり村で好評販売中なのが、ベルガモットと苺2ndの2つのNAKATSUGINです。NAKATSUGINとは、中津川蒸留所で作るクラフトジンです。地元近郊の農家さんのボタニカルを探して蒸留しています。
NAKATSUGINベルガモットは、愛知県美浜町の萬秀フルーツ園の貴重な国産ベルガモットをボタニカルとして使用したジンです。ベルガモットとは、レモンと同じくらいの大きさの柑橘類で、柑橘類の中でも群を抜いた香りの高さが特徴です。苦味が強いので食用には適さないと思われていましたが、発想の転換、試行錯誤の結果、香り高くスパイシーで、ベルガモットの果実感が加わった特別なジンが出来上がりました。カクテルのベースとしても存在感を示す面白いジンカクテルが完成する予感がします。
中津川蒸留所が最初に手掛けたのは、苺のジンでした。NAKATSUGINのルーツとも言えるNAKATSUGIN苺は、地元岐阜県中津川市の小高い場所にあるフカミファームの苺「紅ほっぺ」を使用しています。甘味と酸味のバランスが良いとされ、ジンにとてもよく合います。苺2ndは、5年振りのリリースとなります。今回の苺のジンは、ちょっと特殊な作り方をしていて、数年間チコリスピリッツ(自社生産)に生の苺を漬け込みました。液が真っ赤になるくらい、苺の成分がスピリッツに溶け込んだようです。これに、別の甕で新鮮な苺を一ヶ月間漬け込んだスピリッツを加えて蒸留していて、甘い香りとフレッシュ感が引き出されたと感じます。そこに北マケドニア産のジュニパーベリーのウッディーさを加え、ジン本来の持ち味も楽しめそうな苺2ndです。炭酸割りやトニックウォーターにも合うので、様々なカクテルベースとしても重宝しそうです。
毎回数量限定でリリース直後に完売するNAKATSUGINですが、ベルガモットは7月中に完売になる見込みです。このニュースレターが発行される9月頃には、グレープフルーツをボタニカルに加えたジンやアールグレイのジンが発売予定です。ぜひ、ちこり村の店頭で手に取ってご覧ください。
◆蔵の見えるカフェ
ちこり村には、NAKATSUGINの蒸留や、ちこり焼酎を仕込む蔵を眺めながら、カフェタイムを楽しめる「蔵の見えるカフェ」があります。中津川は「栗のまち」として知られ「栗きんとん」が有名ですが、「蔵の見えるカフェ」では、「栗きんとんモンブランソフト」をはじめ栗のスイーツをご用意しています。蔵を眺めながらゆったりとした時間を過ごすのはいかがでしょうか。秋のちこり村でお待ちしています。
NAKATSUGIN最新情報はInstagramで!
https://www.instagram.com/nakatsu_gin/?igsh=MW1qaXVycW5jb3ZlaA%3D%3D#
<注目のカット野菜 サラダコスモが根拠(エビデンス)
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