「最近、肌のハリがない」「足がむくんでいる」「お腹がでてきた」などなど…体・外見の悩みは人それぞれ抱えるもの。目に見える分、その変化には気がつきやすいかと思います。
今回は、見た目にはわからない私たちの体の内側に意識を向けてみましょう。
取り上げるのは、人間の内臓で一番大きい肝臓です。
肝臓の役割とは?
肝臓は、栄養をエネルギーに変換したり、アルコールや有害物質を解毒して、体の外に出す役割をしています。食べすぎたり、お酒を飲みすぎると、知らない間に「肝臓」に負担をかけてしまい、ダメージが蓄積されていきます。特に「肝臓は沈黙の臓器」と呼ばれ、障害が起こってもなかなか症状現れず、重症化するまでなかなか気づきにくいといわれています。
肝臓を助ける機能性成分「スルフォラファン」
肝臓ではその働きにより、常に活性酸素が発生しています。この活性酸素が過剰に発生した状態になると、肝臓に悪影響を及ぼします。
肝臓をいたわるのに役立つ成分の1つが「スルフォラファン」
スルフォラファンは、抗酸化作用をもち、ダメージを受けた肝臓を守る効果があるといわれる栄養素です。スルフォラファンは野菜の中ではスルフォラファングルコシノレートとして存在し、体内での酵素の働きによりスルフォラファンになります
- スルフォラファングルコシノレートは、ブロッコリーの新芽やケールの新芽に多く含まれます。
その他、抗酸化作用が高い食品は、ビタミンC,ビタミンE,ポリフェノール、ミネラル、カロテノイドが多く含まれるものです。
- 抗酸化作用が高い食品 :トマト、にんじん、レンコン、鮭、ゴマ、ショウガ、カボチャ、バナナなど
スルフォラファンを含む野菜、ブロッコリーの新芽
ブロッコリーの新芽には、スルフォラファンもビタミンCやE、さらにミネラルまで幅広く含んでいます。
普段の食事から、少しずつブロッコリーの新芽を食べてみましょう。
食べるときのポイントは、「よく噛む」 です。
よく噛むことで、成分の吸収がよくなります。
例えば、飲み会の次の日、朝からスムージーや刻んでおかゆにトッピングして食べるのがおすすめです。
オンライン飲み会で飲みすぎてしまった翌日は、いつも頑張ってくれているあなたの肝臓を労わってみませんか?